第2回ツアーレポート(2)
ちょっと賢くなったあと、日没の17時03分めざして、いざ屋上へ!
オレンジではない、ほんとうに真っ赤な夕日が空に浮かんでいる。が!
残念ながら、地平線に沈むより先に、グレーの雲に覆い隠されてしまった。
夕日が見えなくなった後も、空がほんのり紅く染まっている。
身体と心に美味しい空気を胸いっぱい吸い込む。
風はあるのに、磯の香りはしない。
夕日の紅を思い起こしながら、再びセミナー会場へ・・・
大阪厚生年金病院の片山先生から、ちょっと難しい分岐鎖アミノ酸と亜鉛の話。
鉄制限食みたいに「減らせばよい」だけの単純な話ではないようだけど、
病気の進行に合わせて、たんぱく質の摂取量を調整しながら、
サプリメントで補えばいいみたいなので、実践するのは意外とラクそう。
お医者さんたちの研究成果で、身体のメカニズムが次々解明されて、
薬に頼るんじゃなく、食事で健康状態が維持できるなんて、
ほんとうにありがたいことだ。
質疑応答も、少人数だからこそ、話しやすい雰囲気だった。
検査結果を手に
「おっしゃる通りにやったら、こんなに良くなったんです!」
という声も聞こえてきて、先生も一緒に喜んでいらっしゃる。
最後に三重大学の岩田先生から、イン・ボディの検査結果の読み方と
鉄制限食を実践するにあたっての具体的かつ的確なアドバイス、
そして、今回のツアーに向けて、特別に考案された鉄制限食レシピについての
詳しい説明をお聞きする。
予備知識を仕入れた分、美味しさへの期待が高まる。
隣のお部屋で、待ちに待ったフランス料理のコースディナーが始まる。

1日目夕食
甘い伊勢えびと冷たいブイヨンのゼリーが舌の上でとろけていく。
スコットランドの家庭料理、西洋ねぎのポタージュは
バタくさくなく、中華寄りの印象。
海の幸ムースはふわふわ☆
ムースものに目がない私、シアワセ。



そして、このアワビ、なんてやわらかいの!
志摩観光ホテルのアワビのステーキは
肝を使ったソースが名物らしいけど、
今回は鉄分の多い肝は使わず、
やさしい味のドレッシングみたいなソースなのです。
すっきり、さっぱり、アワビは分厚いのに、
噛んでも歯にほとんど抵抗がない。
どうやって作るのかなぁ〜?
バルサミコとオリーブオイルの温野菜、こんなに美味しい組合せは初めてっ!
パンもね、フツーのと違って、とびきり香ばしい。
あぁ、美味しさを表現し出したら、キリがない。
お料理の味をひとり反芻していたら、宮崎英男シェフ登場!
岩田先生との連携のもと、素材から調理方法に至るまで初めてづくしの
鉄制限食に初めて挑まれた1回目と比べ、2回目の今回は“お手のもの”だったようですが、それでも、宮崎シェフほどの方が、わざわざ私たちのために、特別にレシピを考えて、美味しいお料理を作ってくださるなんて!
岩田先生、宮崎シェフ、ありがとうございます!
感謝の気持ちを込めて、会場から、割れんばかりの拍手が湧き起こった
はぁ、はぁ・・・ 満足なお腹抱えて、ゆったり30m2のお部屋へ。
真っ白な湯船にお湯を張る。両足を伸ばして寝転がれば、鼻歌も出るわな。
一流ホテルの乾いたタオルのぎしゅぎしゅする感触が好きなのよね。ふふっ。
お風呂上りに、熱いお茶を淹れて、日本料理シェフによる野鳥の写真集を
「こんなにいろいろいるなんて。かわいい!」と、楽しく眺めているうちに、
だんだん眠くなってきて、ホテルの外に大自然を感じながら、目を閉じる。




