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グルメディカルに関わる人々の日記です。食事の話から日常の出来事までさまざまです。


久留米大学の伊東恭悟教授(免疫治療学)、山田亮教授(がん免疫学)らによると、「がんペプチドワクチン」の臨床効果が確認できたとして、来年春から病院に専門の外来を設置し、全国で初めてとなるがんワクチン治療を行なう事を発表した。
同大学が開発を進めてきた「がんペプチドワクチン」は、がん細胞の目印となるたんぱく質、ペプチドを患者の特性に合わせて選択し投与することで免疫機能を高め、がん細胞を排除する。前立腺がん、膵臓(すいぞう)がんなどの患者500人余に対する臨床試験で安全性を確認した。
(2008年12月3日株式会社TVQ九州放送 ほか)


肥満時に肝臓で作られるたんぱく質の働きを利用し、血糖値を下げるインスリンの分泌細胞を膵臓(すいぞう)で増殖させることに、東北大学の片桐秀樹教授(代謝学)らのチームがマウス実験で成功した。糖尿病の新たな治療法につながる成果と期待される。21日付の米科学誌サイエンスに掲載された。(毎日新聞 2008年11月23日 東京朝刊)


がんの化学療法中にビタミンCのサプリメントを摂取すると、一部の抗がん剤の効果が減少するとの新しい研究結果が、米医学誌『キャンサーリサーチ(Cancer Research)』(10月1日号)で発表された。実験室での研究では、あらかじめビタミンCで処理した分離されたがん細胞の死滅率が30-70%減少することが判明した。また、ビタミンCの投与と化学療法を平行して行ったマウスでは、腫瘍(しゅよう)が通常より速く成長することも判明した。研究チームは、同様の効果が人間のがん患者にも当てはまる可能性があるかもしれないとしている。多くの抗がん剤は「酸素遊離基」を作ってがん細胞を攻撃するが、今回の研究はビタミンCがこの遊離基を吸収するために化学療法の効果が薄れるのではないかとの仮説を提示した。【10月5日 AFPより】
上記のサイトのニュースによるとビタミンC自体は抗酸化作用があり、ビタミンCを摂取することはがん患者に良い効果をもたらすことが報告されており、大いに勧めている。

疲れを感じる物質 - [2008/09/04]


朝日新聞によると、疲れを感じる原因となるタンパク質を東京慈恵会医科大がマウスを使った研究で突き止めた。このタンパク質は、徹夜や運動の直後に心臓や肝臓、脳などで急激に増え、休むと減るとのこと。気の持ちようで疲れ方がかなり違う気がするが、もしかしたら気の持ち方しだいでこのタンパク質が出現したりしなかったりするのだろうか?いずれにせよ科学的に薬を飲んだら疲れが無くなる日も近いのか。
↓掲載記事
http://www.asahi.com/science/update/0903/OSK200809030091.html


北九州市に患者団体「北九州肝友会」が発足した。薬害を証明できない患者が集まり、医療費助成拡充要請や情報交換を中心に活動していく。県内には「九州肝臓友の会」(事務局・大宰府)があるが、北九州地区では初めて。(西日本新聞より)


朝日新聞によると、寄生虫病の一種である住血吸虫症の治療薬「ニタゾキサニド」(商品名アリニア)が、C型肝炎にも効くことがエジプトでの臨床試験でわかったとのこと。米バイオテクノロジー企業「ロマーク研究所」の試験で裏づけられた。同社がイタリアで開かれた欧州肝臓学会で発表した。エジプトが世界的にみてC型肝炎患者が多いことは知られているが、住血吸虫とC型肝炎ウイルス両方に感染する患者が多く、このため住血吸虫症の治療薬がC型肝炎にも効くと言われてきた。 
同社のジャン・フランソア・ロシニョール博士らが、エジプトのC型肝炎患者で試験した。標準治療を受けた40人のうち、C型肝炎ウイルスが消えたのは半数の20人だったが、標準治療にニタゾキサニドを加えた28人では約8割の22人になった。ニタゾキサニドがC型肝炎ウイルスに効く理由ははっきりしていない。 (6月21日朝日新聞より)
6月初旬に開催された第44回日本肝臓学会総会で大阪大学の林紀夫先生のご発表の中でも上記の話があり、何年も前から言われていたことらしい。


C型肝炎の新しい治療法として「ウイルス除去療法」が4月から保健適応された。ウイルス除去療法とは血液を静脈から体の外へ一時的にポンプで吸出し、ろ過装置によりウイルスを分離した後、除去後の血液を体内に戻す。ろ過には2段階あり、1次ろ過では穴のサイズが300ナノメートルのろ過膜を使用し血球などを残し、サイズの小さいウイルスや血漿を通過させる。2次ろ過では穴のサイズが30ナノメートルのろ過膜によりウイルス以外のサイズの小さい血漿を通過させることでウイルスを除去する。ウイルスを除去した後、1次ろ過で分離した血球と2次ろ過で分離した血漿ををあわせて体内に戻す仕組み。インターフェロン療法と併用することで治療効果が向上するとのこと。15施設の臨床結果では、インターフェロン単独療法では58人中、ウイルスが完全に消滅したのは29人(50%)に対し、ウイルス除去療法と併用した24人では17人(70.8%)に効果があった。(2008年6月13日読売新聞より)


札幌医科大学医学部の新津教授が肝硬変を完全に治療することにラットの実験で成功。
米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジーの電子版に発表した。
同教授のグループは肝臓が硬くなる原因物質を作り出す細胞に注目し、この細胞を破壊する物質をビタミンAなどと組み合わせて作成。人為的に肝硬変を起こさせたラットのしっぽから静脈注射したところ、ラットは生き延び、肝硬変も完全に治癒したという話だ。
今後民間企業と共同で臨床試験を繰り返し、5年以内の実用化を目指していく予定らしい。
実現が待たれる。


小生、Mrビリルビンと申します。
グルメディカルサイトの運営スタッフのひとりです。以後、お見知りおきを。

アスベストの話 - [2007/01/18]


アスベスト(石綿)は肺ガンを発生させる原因のひとつとされています。このアスベストは天然の鉱物繊維のことで、蛇紋岩(じゃもんがん)と角閃石(かくせんせき)という二種類に大別されます。